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アーカイブ 5月 2008

マイクプリアンプ 回想記

DIARY | 2008-05-28

Joemeek VC3

最初のマイクプリ JoemeekのVC3 JoemeekのVC3は最初に買ったマイクプリアンプで6年間くらい数々のレコーディングセッションの中で使用していました。とても好きなサウンドでコンデンサーマイクの音を増幅し、しっかりマイクプリアンプの役割を果たしてくれます。よくヴォーカリストにプリアンプを密かに切り替えて「どっちの音が好き?」と聞くと大抵Joemeekと答えるのが不思議でした。

長年の録音作業に対しより高音質に収録したいっていう衝動に、マイクプリは1UのFocusrite VoiceMasterが導入されました。しかし、音が細い、軽い、奥浅い。サヨナラというその前に…まぁ、海外製品だし120Vで駆動したら良い音に変わるかな??と思ってみて電源を差し替えてみました。すると一発でショート。発煙。破損。結局一度も役に立たずサヨナラ。 その後は商業用スタジオでも良く聞いていたし、信頼のあるAmek 9098DMAを購入。

Amek 9098DMA

数年間使い続ける事になりましたね。オシャレ、ハイファイ、高域がキラビヤカで伸びのある音、原音の輪郭は絶対的に綺麗に録れました。眼前に迫る音で本当に素晴らしい音でした。このマイクプリに学び、エンジニアの知識を深めて行くきっかけにもなりましたね。その後、僕のプライベートスタジオではマイクプリが2CHも必要ないことと、Amek9098DMAはコンプリミッターを内蔵していないマイクプリ専用機材なので、歌い手さんが歌いやすいようにも、録音時にかける、外部コンプを購入する決断を迫られていましたね。。 導いた答えは、1CH仕様のコンプ内蔵のチャンネルストリップアウトボードを選択し同メーカーのAMEK CHANNEL IN A BOXへと変更。

Amek Channel in A BOX

 AMEK CHANNEL IN A BOXは個性の強い音ですね。故に通して録音した素材をトラックになじませることが結構大変でした。ミキサーレベルで全トラックに通せれば結果は非常に素晴らしいことになるのでしょうが、DSPベースの操作領域では僕の技術と理想の音は摩擦がありました。そして、現在、ビックリだけどメインマイクプリはJoemeekのVC3に逆戻り?最初に戻っているんですよね。  そんな全てがあと一歩なマイクプリ環境に新たに登場したのが、 CHANDLER LIMITED GERMANIUM PRE AMP/DI。

CHANDLER LIMITED GERMANIUM COMPRESSOR

CHANDLER LIMITED GERMANIUM PRE AMP / DI

やはりマイクプリアンプは専用単体機でないとあまり良い結果が出ない気がしています。 そしてコンプリミッターも専用機でないと使いずらいことも判りました。 音を聴いて一瞬で理解しましたが、上記写真のCHANDLER LIMITED GERMANIUM PRE AMP/DIは僕の描く最も美しく感じるニーブサウンドと同一ライン上にありました。しかも聴き慣れない斬新な空気感と、よりインナーハートの世界へ導く不思議な空気感を持ったマイクプリなんです。その後、気になって調べて行く中で「ゲルマニウム?」という言葉を目にしました。ゲルマニウムが機材の部品に使われているそうです。トランジスタやチューブではない。。詳しくは分かりませんが60年代のエンジニアが達成出来なかった技術を、当時の部品を使用し現代のテクノロジーで完成させた製品と言えるのではないでしょうか??腰が据わっていて絶対的に安定しているサウンドと最高のアンビエンスを収録出来るマイクプリ。これにCHANDLER LIMITED GERMANIUM COMPRESSORを合わせればとイメージング中。 

マイクプリに最も大事な空気感、腰の据わった安定したサウンド。そしてサウンドの輪郭。 今後はCHANDLER LIMITED GERMANIUMシリーズに暫く落ち着きそうな予感です。

 何の話かわからないよね。。

2008-05-28

ペンケース

DIARY | 2008-05-23

何年振りなんだろう。
ペンケースとシャープペンを買いに行く目的で外に出て、しっかり購入してみました。

いつも決まったものに入れてなかったけど…

書くことって本当に大切なことだから、ちゃんとした入れ物に入れてあげようって気になって…、
恵比寿のアトレでとても気に入ったペンケースを見つけました。

シャープペンと、消しゴムと、蛍光ペン。僕の場合この3本さえあれば全て成り立っていて、この3本入れるのに必要以上に大きくもなく小さくもなくジャストフィットなサイズを見つけてちょっと感動してます。

なんか人生の相棒のような仲間が増えた気がして、NATURAL TANNED LEATHER ITALY

2008-05-23

音楽家としての意見

DIARY | 2008-05-14

今日は久しぶりにTVを見て、中国の地震に気を向けてみました。 TVをあまり見られない理由は様々あるのですが、第一に報道分野に対して抱いている怒りが自分の中に存在しています。

私たちは抗議しなくてはならないと思うのです。
抗議しないのであればそれは肯定していることと同じになってしまうから。

音楽家として、現実世界で起きている悲しい殺人事件や犯罪、事件などのニュースにBGMや効果音をつけて報道することは絶対的に反対です。そのような報道のあり方は本当に無責任な人間がすることだと思っています。自分たちの行動が社会にどれだけの影響があるのか知っているにも関わらず・・・そのことを忘れてしまったのでしょうか?

もし仮に、あなたご自身の愛しき子供が行方不明になったあげく、最も残忍な方法で殺されていたとして、その悲しい出来事をTV側では視聴率稼ぎのネタとしてフォーカスしてきたとしたら・・・?!
ニュースをストーリー仕立てのドラマ風に演出・コーディネートして、悲しさ、不幸さを助長するために迫力のある効果音とBGMで飾り付けし、全く責任感も教養もない新人レポーターによって連日報道されたら、あなたは嬉しいのでしょうか? 普通でしたら怒りを抱いて当然です。例えそれが他人の子供だとしても私は同じように怒りを感じます。

私の怒りは阪神淡路大震災の時、瓦礫の山に埋もれた人々の、苦痛に満ちながらも必死で助けを求める微弱な声を、必要以上に旋回した報道ヘリの轟音がかき消した時から端を発しています。

MA作業をしている方、ミキシングしている方へ。
編集しながら心の奥が痛みませんか? 自分の心に正直になって下さい。
あなた方がディレクターやスポンサーに対して、抗議の意思を密かに抱いているのであれば、前述したような作業には従わないのも、人間としての勇気であり英知だと思います。
またあなた方が変わらなければ何も始まりません。

本来の音楽制作、映像制作を目指していた心の動機を大切にし、「心の喜びや広がりをテーマ」に作業したいのであれば、自分自身に対して変革を起こさなければなりません。
「そんなことに使われるための制作はしていない」と言えばいいのです。 私を含め、多くの音楽家も皆同じように声を揃えることでしょう。

芸術という同じ『学び舎』の志を持った本来の同志が、マスコミという業界の中で大きな悲しみに包まれていることを、見過ごしてはいられない。過酷な労働環境の中、報道という極めて重い責任の中で耐えられないような重圧やストレスがあるのでは・・・と拝察します。

どうか本質を見失わないで、過酷な環境の中でこそ人々に心の光を灯せると思うのです。
人々の心に改心の光を灯す勇気を持って、報道や情報を同時に発信できる「偉大な立場にある」ということも感じて、忘れないで欲しいと願っています。

2008-05-14

鼠先輩

DIARY | 2008-05-05

先日ユニバーサルミュージックの宣伝部から、慌ただしい声で電話が入りました。 「ポポポ聴きましたよー!!あれホッティーさんのアレンジなんですねー!!」って。。 もう何年前かも分からないけど、ムード歌謡曲の編曲を人生で一度だけしたことがありました。なんとその曲が数年の時空を超えて日の目を見、ユニバーサルミュージックからリリースされたのです。その歌を引っ下げてメジャーデビュー、しかも・・・、携帯ダウンロード販売・NO1シェアの「レコ直♪」にて演歌・歌謡曲のデイリーチャート2位獲得&先月23日付ウィークリーチャートでTOP10にランクイン。yahooやオリコンにも期待の新人歌謡スタアということで取り上げられていました。

今、聴くと本当に恥ずかしい… 言い訳がましいですが、プリプロだと思って取りかかったアレンジなので編曲に要した作業時間なんてトータル○時間に過ぎませんでした。正直メジャーデビューするならアレンジやり直したかったけど。。

でもアレを超えられるアレンジは技術とかじゃなくて簡単に出来そうにない。こんなトランペットのアレンジなんてきっと誰もしないでしょう(笑)。それが逆に良かったみたいで。 本当に売れるかもしれないね。って思ってたら本当に売れてしまいました。
僕はこの曲のテーマの演歌歌謡的な夜の繁華街にはあまりご縁はありませんし、知りませんが・・・。 往年のユニバーサルミュージックが認めるそのムード歌謡アーティストとは。。。 yahooニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080425-00000022-oric-ent

彼がディズニーランドのパレード中、ミッキーマウスに向かって「アニキーっ」って叫んだという逸話と、この曲の愉快さ?にアレンジしながらも、お腹を抱えて笑い過ぎちゃって殆ど作業にならなかったことだけが思い出されます。

2008-05-05

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