いま、羽田国際ターミナルにあるCAFE CARDINALというカフェで飛行便を待ちながら
愛用して使い続けている鞄についていろいろな思いに耽っていました。
そんな、僕の私的で退屈なヒストリーを、もし良かったら、是非 笑
いま手元にあるドラムバッグは昔々DIESEL Black Gold にて一目惚れして買ってます。
価格は10万円くらいしたのに全然高いものだなんて思えなくて、導かれるように買ってしまった。
初めて、見て手にとって触って、もう未来が見えていたのかもしれない。即決でした。
どのくらい好きかというと、遠出の旅でもスーツケースを使わずに
二輪キャスターに紐で縛り付けて、旅してしまうほどです!
どうして好きかというと、鞄の中身が「シンプルな空間」で自分が試されている感じがするんです。
あと黒をかっこ良く見せるセンスが備わっていました。
流石、BlackGoldの名はその通りです。
ちなみにDIESELは1978年生まれで僕と同い年!
いまはもっと相性の良い、四輪キャスターがないか探している。
友達「結局キャスターで移動するなら最初からスーツケースにすれば?」
そう皆には聞かれて、答えて、いつも呆れられてしまうんですが、まあ確かに友達らの指摘はごもっともではありますが・・・。
利便性とかそーゆーことじゃなくて好きでやってるんです♡ 笑
そしてもう1つ、ショルダーバッグです。
可愛いでしょ? 名前もいけてますよ。エルメスで「グッドニュース」と言います。
お店で初めて試着した時には、もう未来がデジャブして値段も聞かずに即決購入しました。
そのたった一回のエルメスでの買い物で、その後お店に入る都度「いらっしゃいませ堀田様」
と、呼ばれてしまうことにエルメスのすごさを知りました。笑
おかげでその後も、細かくいろいろ買ってます。良い品ばかりです。
この「グッドニュース」はね、最初にかけた瞬間、もう数年先の未来が見えてしまったのです。(この未来が見えるのがどうも自分的には大事らしい、、、笑)
今では好き過ぎて、当たり前のように使い過ぎて擦り傷や擦れ傷だらけになったのです(涙)
先日エルメスのお店に皮のメンテナンスなど、どうしたら良いか聞きに行きました。
店員「これですか? まだもっとも〜〜っとボロボロにして使って下さいよ」 僕「え?本当ですか?みっとも無くないですか??」 エルメス店員「かっこいいですよ〜」
満面の笑みで傷だらけの「グッドニュース」を褒めて推してくれた、店員の器に心洗われました。
僕からすると一張羅の高級バッグで最初は「傷1つ付けないぞ」っていう気持ちがありましたが、エルメスの従業員の方々のフィロソフィーは違うのです。
ただし、皮のメンテナンスは定期的にしましょうと。
エルメスにメンテナンスで預けると本国フランスに持っていくらしく、愛しの鞄が帰ってくるまで、2ヶ月待ちで・・・とは、まぁ最初から聞いてはいましたが、その2ヶ月が辛くてなかなかメンテナンスに持ってけてなかったのです。
物を大切に長く使うというエルメスの基本スタンスは、やっぱり崇高です。
どれだけ長期使えるか考えているから、自然と初めからしっかりした製品を生むのでしょうね。
10年使えるかな??という気持ちになってきました。
あまりボロボロでも人目を気にしなければ余裕ですね。ものが良いので。
本当に素晴らしいバッグだから。
と、さてさて、、、!!
フライト飛行機は、、、まだまだ時間ある。。。
長文、読んでくれてありがと! そろそろ旅に出ます。
旅の詳細はまたいつかこのブログでね!報告します。
何かね、シンプルな鞄でないと、「使う側もシンプルになれないのかな」と気付きました。